誰も住まないのであれば売却した方が・・・
一方で、気持ちも大切です。
一方で、気持ちも大切です。
相続は、ある日突然やってきます。
空き家の相続
一人息子は社会人として独立、配偶者は既に死亡しているため、自宅で独り暮らしだったAさん。
Aさんは、ある日、交通事故によって突然亡くなってしまいました。
相続人は一人息子。
現金・預金以外にも実家を相続することになりました。
しかし、息子は東京でマンションを所有しています。今後も東京で仕事を続けていくつもりです。
つまり、自宅は必要としていない(あっても困る)状態。
今すぐ売却する気にもなれず
不動産を扱う立場からは、必要としていないのなら売却という提案になるところです。
しかし、息子さんはポツリと言いました。
「今すぐ売却する気にはなれない。想い出が多すぎる。」
「もう少しだけ残しておきたい。」
誰も住まない空き家は、より傷みが進んでしまう傾向にあります。
しかし、それも承知の上とのことです。
そこで、無理に売却をおすすめせず、当面の間、定期的に確認を行う「空き家管理サービス」をお引き受けすることになりました。
いつか、息子さんの気持ちの整理がつくまで・・・